カズシン・ブログ

不動産業界20年を越えて この経験に基づく~物件論

大変お世話になった測量士(土地家屋調査士)の恩人が亡くなりました。

2019.01.28

長くお世話になった測量士さんが亡くなられました。

昨年は、隣地との関係において懸念の大きかった土地の測量をお願いし、半年がかりで仕上げていただけました。

80歳を超えておられましたが、私の仕事を成功させようと、何度も何度も現地へ足を運んでいただけ、何件もの隣地へのご挨拶や説明などご自身でおこなっていただけたおかげで、隣地の方全員から押印をいただけたものです。

最後の最後まで、気が抜けなかったですが、社員の方の丁寧で実直な測量の仕事ぶりは、隣地の方からの信頼を得るにあたっても大変なたすけとなりました。

確定測量(隣地のほか道路の境界も確定します)でしたが、1つ1つの方法や段取り、対応や配慮など、手間暇を相当かけていただけたおかげで、非常に難しい現場が見事に形になりました。

何十年と何度となく境界を決めようとする話は関係者の方々から、それぞれ出たこともあったそうですが。実行できるところまではいかず、今回、長い年月できなかったことができたわけです。

お願いした測量士さんが良かったです。お願いする時に、「この方しかいない。お任せして、仕上げていただける方は私にはこの方をおいて思いつかない。一番安心で頼りになる」と思ってのことです。

その通りでした。いえ、それ以上に、すばらしいお仕事を見せていただけました。

この方との出会いは私自身の仕事の成長においても、人生への姿勢や受けいれ方などの面においても、大きな学びをいただけました。

亡くなられるなんてことは全く思ってもいない時、この現場での(私の仕事に関する)次の展開について、ご意見をいただきたくてお電話でお話した際に、アドバイスをいただけた後「がんばってよ。がんばってよ」と言ってくださいました。

今思い返すと、いつもより少し苦しそうな(声を絞り出すような)声でした。

まさかそれが最後の会話となろうとは思いもしませんでした。

私は、これから「がんばろう」「がんばろう」と思います。

ありがとうございました。

 

カズシン株式会社

代表取締役 山内和美