カズシン・ブログ

カズシン株式会社 代表取締役 山内和美のブログ
不動産業界20年を超えて、この経験に基づく…取引のこと、物件のこと、人間のこと。
宅地建物取引業者(不動産業者)カズシンの代表 山内和美が思うこと。

フィリピン・ハウスキーピング・日本語。日本・不動産業・英会話。それぞれのそれ

2020.08.13

毎週1回、フィリピンの女性がハウスキーピングにきてくれます。

派遣会社に所属している方で、契約はそこの派遣会社としています。

同じ方で一年くらいになりますが、日本語を習っているそうで、だんだん日本語が上手になります。

最初の頃は、ほとんど日本語が話せなかったのですが、今では簡単な日本語が話せるようになりました。

当初は日本語で話しかけると「わかりません」でした。だから、私はつたないカタコト英語で。それが今では、日本語で話しかけてきます。私も日本語で話すようになりました。

 

何度かブログに書いていますが、私は平日の朝、電話で5分間英会話レッスンを受けています。一年以上になります。

私の英会話力の伸びより、そのフィリピンの女性の日本語会話力の伸びの方が著しいです。

娘と話しています。「すごいよね。あんなにすぐに話せるようになって。日本語って難しいって言われているのにね。いっぱい勉強して努力しているんだろうね。」

感心するとともに、一方私の場合、「(フィリピンの人に比べて)ママの英会話、なかなかうまくならないよね。」

 

娘は「単語を覚えるといい」と言います。学校を出てから何十年、単語もすぐに出てこなくなっております。

時制、過去形なのに現在形で話してしまうこともあります。

 

グッモーニン、で始まる朝の5分間。いつになったら「そこそこ」話せる人になれるのかわかりませんが、5分間だって、やるのとやらないのでは大違いと信じて、まずは続けてみようと思っています。

 

フィリピンの女性は日本でハウスキーピングの仕事をしながら日本語を勉強しています。

私は、日本生まれで日本に住んで、日本の中の東京で、不動産業の仕事をしながら英会話のレッスンを受けています。

 

お互い、それぞれ、生まれも環境も仕事の内容も異なり、勉強している語学も異なります。

 

自分が生まれたところや、出たところ、置かれた環境や望んだ環境、選んだ仕事や就いた仕事、そして学ぶ語学も含めて。そららのすべてがその人を作っています。

 

生まれる場所や子供の頃に置かれた環境や母国語などは選べないものですが、どこへ行き、どこで暮らし、何をして、何で生計を立て、母国語以外の語学を習得することやいろんなことの中で、人には選べることもあります。

 

選べなかったことも、選べたことも、これから選ぶことも全部含めて、自分になります。

 

自分のこと、その人のこと、知りたかったら、その人の経験をきいてみるとよくわかると思います。

 

人のキャリア(生き方)は、その人の経験から生まれるのではないでしょうか。

 

皆さんは、どのような経験をされていますか? また、どのような経験をしていきたいですか?

 

カズシン株式会社

代表取締役 山内和美